【船員職】先輩社員インタビュー!Vol.2

2024年に船員職で入社した「筑前丸」の甲板員として活躍している若手社員の村上さんにインタビューを行いました!

1.現在どのような業務を行っていますか?
セメント運搬船である筑前丸の甲板員として、航海当直や荷役当直を主に行っています。航海当直では、船の現在地を把握する船位測定や船の操作をする舵取り、周囲の見張りを行っています。荷役当直では、バラスト排出作業やホーサー(船を岸壁や海底に繋ぎ止めるロープ)の見回り等を行っています。

2.船員を目指した理由は何ですか?
幼い頃、船に乗っていた祖父の話に心を惹かれ、海に興味を持ちました。商船高専のオープンスクールで、船員は、まとまった休暇が取れることや給与が高いなどの魅力があることを知り、「自分もこの道を進みたい」と強く思い、船員を目指しました。

3.仕事のやりがい、魅力は何ですか?
船で扱っている機器・道具の調子が悪いときや故障してしまった際に、自分達で修繕対応を行い、うまく動作するように改善できたときに達成感を感じます。船上での生活ならではの魅力として、朝や夕方には美しい日の出や日の入りを、夜には満天の星空を眺めることができます。自然の壮大さを間近に感じられる環境は、日常では味わえない特別な体験です。さらに、乗船するたびに乗組員のメンバーが変わることもあり、様々な人の作業のやり方に触れることで、自分の視野が広がり、知識や技術がどんどん蓄積されていきます。そうした成長を実感できることも、この仕事の大きなやりがいのひとつです。

司厨長が作るご飯は栄養バランスも取れて美味しいです!
海に沈むきれいな夕日を見ることができます!

4.船内の休憩時間は何をしていますか?
船内は自由に運動ができる場所がないことから運動不足にならないように軽い筋トレを行ったり、YouTube等の動画や映画鑑賞、部屋の整理整頓、仮眠を取ったりして過ごしています。

5.長期休暇期間は何をして過ごしていますか?
船員の仕事では、数カ月間のまとまった休暇を取ることができるため、その期間を利用して、これまで訪れたことのない地域へ旅行に出かけています。旅先では、その土地ならではの名所を巡ったり、美味しい料理を堪能したりして、心身ともにリフレッシュすることができます。こうした時間が、次の乗船への活力にもつながっています。

長期休暇中はよく全国各地へ旅行に行っています!
高知県は自然も豊かで、海鮮系(特にカツオ)が美味しいのでおススメです!

6.船員を目指す学生や社会人に一言お願いします!
甲板員の仕事は、航海中の見張り、着岸や離岸の際のロープ作業、設備の点検・整備など、船の安全運航を支える重要な役割です。自分の作業が船の運航に直結していると実感できる点に、大きなやりがいを感じています。天候や時間帯によって体力的にきつい場面もありますが、分からないことは先輩がすぐに教えてくれ、声をかけながらサポートしてくれるので、安心して仕事に取り組めています。

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鶴丸海運では、一般大学に在学している未経験学生の方向けに船員職の募集を行っております。
一般大学卒の方でも、入社後、船員学校に4.5カ月(座学2.5カ月と乗船実習2ヶ月)に通い、その後弊社自社船に6ヶ月乗船すれば、船員になることが可能です。
少しでも「船員職」に興味のある方は、お気軽にお問い合わせください!

総務人事

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