私は2022年4月に入社してから、船舶管理会社と協力して、自社外航船の計画的な修繕・点検のマネジメントを行ってきました。特にトラブルを未然に防ぎ不稼働を防止するため、論理的思考を用いて業務改善を行うよう努めました。例えば、以前までハッチカバーチェーンの交換時期を使用時間と外観から判断していましたが、2022年12月より計測表を作成して頂き、数値化して管理する事としました。このようにすることで、より正確に交換を行うことができるようになりました。また、先月から内航海運グループにおける経理業務を始めました。経理業務は自分にとって新鮮であり、早く仕事を覚えて入金や各所支払などの円滑な資金管理を行っていきたいです。

日中韓東南アジア航路の一般貨物船は、出入港が頻繁でメンテナンス用の時間が限られていることが深刻な課題の一つです。船舶管理会社経由で届いた月次レポートを確認した際に、乗組員が作業の危険性について書かれたリスクアセスメント表をうまく運用できていないことに気づきました。船舶管理会社の監督が乗組員へ指導を行いましたが、効果はありませんでした。そこで、リスクアセスメント表について船舶管理会社の監督と一緒に、原因の分析と対策を検討しました。リスク評価は、リスク軽減の取り組みを行う前と後の二回行うのですが、以前のリスクアセスメント表は危害の発生頻度／危害の程度／リスク評価結果の記入欄が一つだけで、これが乗組員を混乱させていたのです。リスクアセスメント表の改訂により、乗組員のリスクアセスメント表の運用状況が改善され、メンテナンス時間を短縮できました。このように、自分が業務改善に役立つことができたことを実感して嬉しかったです。

鶴丸海運を選んだ理由は二つあります。一つは身につけた専門的な知識やスキルを活かす可能性があったことです。もう一つは、採用担当者の人柄の良さです。企業説明会でみんなの質問をしっかり聞きながら、詳しく知りたいと思った内容については直ちに確認すると丁寧に答えて頂きました。このような人事の方の対応を見て心から「一緒に働きたい」と思いました。

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