これが私の仕事

私は、セメントタンカー船の一等機関士として仕事に従事しています。作業内容は、船を動かすためのエンジンや他の必要な機械のメンテナンス、予備品の管理等の仕事をしています。私が、仕事をする上で大切にしていることは、船が安全に航海できるよう、機械の故障やトラブルを未然に防ぐことです。そのため日頃からの見回りや早めの点検等の基本的なことにしっかり取り組むようにしています。また、内航船という特殊な環境の中で、乗組員と共同生活をするので、お互いがストレスなく仕事に取り組めるよう、自分からコミュニケーションを取り、挨拶や感謝の気持ちを忘れないよう意識しています。

私は、水産高校専攻科を卒業してから、この鶴丸海運に入社し、18年目になります。嬉しかったエピソードというよりも、内航船の船員をされてる方には、共感してもらえるかと思いますが、3~4カ月の乗船期間が終わり、怪我や大きなトラブルもなく、次の交代者に引継が終わり、長期休暇に入るときの達成感と、無事に家族のもとへ帰れる嬉しさは、18年たった今でも変わらず感じられます。また、乗船する際も、この鶴丸海運でずっと一緒に働いている乗組員と再会し、一緒に働ける事も私にとって大きな喜びです。仕事においても、一等機関士としての仕事を、機関長から任せてもらい、自分で作業を計画し、実行して、納得のいく結果が出せたときには、仕事のやりがいを感じます。

長期乗船を終えて、長期休暇で家族や友達と時間を過ごせること。

長期の休暇と乗船中は仕事だけに集中できる環境。

私が鶴丸海運を選んだ理由は、水産高校時代から内航船とエンジンに興味があったからです。また、担任の先生からの勧めもあった事から、鶴丸海運に入社しました。担任の先生からは組合に加入していること、学校OBも在籍しているという紹介をしてくださいました。実際に入社してみると、まとまって休暇が取れるということで、家族と旅行したり、趣味の釣りに行きやすいことが、自分にとっては大きな魅力を感じています。乗船生活では、インターネット環境も整っており、各自の部屋も一人部屋で、司厨長さんの美味しい料理を三食頂けることも、陸上の仕事には無い魅力だと思います。乗船中は、家族と離れ寂しい気持ちもありますが、仕事だけに集中できる環境ですので、自分のペースで仕事に取り組むことができます。


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