これが私の仕事
私は、三等航海士として船の操縦や貨物の荷役作業、荷役機械の整備作業などに従事しています。船の仕事は、少しの油断や不注意で取り返しのつかない大きな事故に繋がることが多々あります。そのため慣れた仕事でも慢心したり手抜きしたりは一切せず、責任感を持って、今後も安全運航に努めていきたいです。
鶴丸入社当初は右も左も分からず、自分に与えられた仕事を行うだけで精一杯でした。しかし、上司や先輩たちから多くの事を教えていただき、仕事にも徐々に慣れて、次第にできる仕事の幅が増えていきました。更にセメントの種類の多さやそれぞれの用途を知ったことにより、セメント船の航海士として日本の産業に寄与出来ていることにやりがいを感じています。そして今、私は以前周りの方々から学んだことを後輩に教えています。人に教えられるくらい成長できたのだなと感じ、うれしく思います。
自分が成長したと実感できたとき。
憧れの船乗りとして、日本全国で仕事ができるところ。
私の出身は高知県で、海と船というのはかなり身近なものとして育ちました。私は小さい頃から大きな船そして、その船を操縦する船員さんの姿に大きな憧れを持っていて、自分も将来は船乗りになると決めていました。当社を選んだ第一の理由は、船乗りとして全国で仕事ができるからです。また、用途が多岐に亘るセメント専用船に乗船し、そこで仕事を行うことで、日本全体のインフラに貢献できるのではないかと考え、当社に入社し、自分を磨いていきたいと思いました。実際船員として働いてみると、全国の港を訪れるため、毎航海違った各港の景色や風情に触れることができます。